GOD GAME
体全体に奇妙な感覚が走る。
まるで、細胞が分離するような振動。それは爪先から髪の毛の先まで流れていく。
そして…
僕達は長いトンネルを流れ始めた。
そして、次の瞬間には、大通りから見えていた城が目の前にあった。
「ふぅ…
とりあえず情報部隊の待合室に移動するよ…
敏、あとはよろしく…」
木の男はそれだけ言うと去っていった。
「はいよぉ!
もっかいいくよぉ!」
土の男の声が聞こえ、僕らは再び流れ始めた。
そして…
僕らは赤い肘掛椅子がいくつか置かれている部屋にいた。
「なんだか大変なことになっちゃったね〜★」
奏ちゃんが楽しそうに言い、肘掛椅子に座り込んだ。
「先輩。
ここがどこかわかりました。
あと、さっきの二人の事も…」
理沙ちゃんがGGMをいじりながら呟いた。
静かだった待合室がさらに静かになり、全員の目と耳が理沙ちゃんに集中する。
「ここは…
スフィンクスの本部です!」