完全秘密主義恋愛♥


この状況であんたのその目と、そのセリフの方が反則でしょ!!


というあたしの心の声は発されることはなかった。


「…っていうか反則ってなに」


気になって一応訊いてみた。


すると、安藤はまた睨んできた。


「ッあーもー!!こっちの話!」


そう吐き捨てると、勢いよく立ち上がり走って行ってしまった。




え、………と。



何気悲しいんですけど。





まあいいや。


ふぅ、と息を吐くと窓のそばに行って、頬杖をついて外を眺めた。



あの反応は『照れた』ということにしておこう。

うん。


人間、ポジティブに生きなきゃね。



あたしは校門に次々と入ってくる生徒をぼんやり見ながら割り切った。

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