完全秘密主義恋愛♥
「ひゃあぁッ!?ちょ、ちょっ、やめっ!ヒイイィっ!!」
もぞもぞと横腹をくすぐるのは、安藤の手だった。
悶えて悶えて涙目になりながら安藤を見ると、何とも言えない楽しそうな顔をしていた。
あ、悪魔だ…!!
周りの人たちは腹を抱えて爆笑している。
助けようとか思わないのかな!!ねえ!
「あはははは!高瀬ウケるぅ~!」
未だに横腹をくすぐりながら安藤が笑っていた。
「ほんとやめてってばッ!」
耐え切れなくなって安藤の手から逃れようとしゃがみ込んだ。
すると、とても自然なことなんだけど、安藤の手は自動的にあたしの脇の下にくる。
「っ…!」
かああッと全身が熱くなった。
パッと安藤の手があたしの身体から離れる。
「悪りぃ。…けど、そうやってバカみたいに笑ってる方が良いよ」
安藤を見ると微妙な顔をしていて、小さいけどはっきり言った。
離れていた宝があたしの傍に寄って来た。