完全秘密主義恋愛♥

迷惑そうに白い目であたしたちを見るクラスメイト。


うっ…ごめんなさい…。


これからちょっと過ごしにくくなるかなー…。


少し身体が冷えた気がした。



「瑆乃、今日は一緒に帰ろ」

宝が優しく言ってあたしの手を握った。



『ダイジョウブ。』



目頭が熱くなった気がした。

普段はやっぱり別々に帰宅するあたしと宝。

たぶん、初めてかも。


あたしは小さく頷いた。


「えー俺も一緒に帰るぅ!」

空気を読まない安藤が気色悪い声で言った。

宝はキッと安藤を睨んで言った。

「ガールズトークに男がつっこんでくるな」

すると安藤は見るからにショボンとした顔でちぇっと言った。

宝はアイメイクはしてきてるみたいだから、たぶん睨まれて怖かったんだろうなーと思った。




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