CHANCE 1 (前編) =YOUTH=
《19才の誕生日》
翌朝、メンバー全員で大学に行って、3時過ぎに俺のマンションの前に集合して、●ルファードで俺の実家に向かった。
ソナはハヌル(俺の妹)と一緒に帰って来るそうだ。
実家に着くと、オモニ(お袋)が腕によりをかけて料理を作っていた。
韮のチヂミ、タッカルビ、プルコギ、シリトック、チョクバルチム……
まるで韓国料理店に来てるみたいだ。
そして、メインがワカメスープである。
誕生日には、必ずこのワカメスープが出てくる。
韓国では、誕生日の定番料理となっているんだ。
出産した後と、誕生日には、ワカメスープを飲んで、一年の健康を願うらしい。
メンバー全員で昨日のレコーディングの愚痴を言ってたら、間もなくして、ハヌルとソナが帰ってきた。
『メチャクチャ可愛らしい妹さんですネェ~!』
「ジョージ、妹に手出すなよ!」
『ダイジョブ~!
おいらのタイプは褐色美人の女の子だから、色白娘はダメだからね~!』
「チョコレート色の子が良いのか?」
『そこまで色黒は……
せめて、ペネロ●クルスくらいかなぁ。』
「ソナ、おかえり。」
『ソラには言ってくれないの?』
「ゴメンゴメン。
ソラもおかえり。」
『兄さんも来てたんだ!?』
「オゥ!ソナおかえり。」
『今日、ここに泊まって帰るんだよ。
お父さんに巧く誤魔化しといて。お願いね!』
「知らねえよ。
自分でちゃんとオヤジに頼めよ。」
『今日はユックリ、ハヌル(ソラ=チヤンスノ妹)とガールズトークするんだから。
チャンスオッパ、今日一緒に寝よう。』
「な…何を言ってるんだ!
明日も学校有るんだから、ちゃんと家に帰るんだ。
後で送ってあげるから。」
『……わかった。来年の誕生日は、一緒に過ごそうね!』
もう、みんなの前でそんな事言わないでくれよ~!
皆ニヤニヤ笑ってるけど、俺笑えません。
オモニ(お袋)も笑ってるけど、相手はまだ15才の女の子だから。
彼女のアニキもいるんだけど…
テジュンも笑ってるし…
『そうだ。
チャンス、誕生日おめでとう。
俺達4人で金出し合ってプレゼント買って来たぜ。
開けて見てくれ。』
「サンキューみんな!
シルバーのチェーンにタグ付きじゃん!
シブイねぇ。XYZの刻印が入ってるじゃん!オシャレな自体だねぇ。