Light desired ~希望の光~
「じゃあ今から焼くからちょっと待ってて」
「うん!タダで食べれるんだったらいつまでも待つ!!」
「ケイト~!肉焼いて~」
大声で奥にいるケイトに頼んだ
「今から火も起こすから結構時間かかるからな」
「出来るだけ早く~」
ここで出している焼き鳥は炭で焼く
今から新聞紙に火をつけようとしたが
「ハウリ~マッチってなかったか?」
ケイトは持ってきた荷物が入っているダンボールの中を探しながら聞いた
「えっ?なかった?」
ララリとしゃべっていたシェイドは、いっしょにマッチを探し始めた
「ない…まぁいいか」
ケイトははぁ~とため息をつきながら、新聞紙を手に持った
その新聞紙に手を近付けた
バチッ
指から光のようなものが出た
バチッ
一回で火がつかなかったのか
もう一度ケイトの指から光のようなものが出た
そして
新聞紙に火がついた