Double Persondlity
「夜月くん…あの…あたし」



「いいから喋るな…」



強引に唇を塞いだ。



朱里を求めるように
夜月はキスをする。



激しく長いキスに力が抜けそうになってきた。そんな朱里の体を
夜月は壁際に向けた。



「………はぁ……はぁ…」



キスが終わって夜月の唇が離れると朱里の息が乱れてふらついて
その場に自然と座り込んだ。
< 364 / 389 >

この作品をシェア

pagetop