サクラ咲ク
まるで、深海に沈められたように呼吸が苦しい。
自分の荒い息遣いが、更に追い撃ちをかけてくる。
ふらふらと立つことすら辛い体に鞭打ってなんとか踏ん張る。
頭がクラクラして、沖田さんの姿が何重にも見える。
倒れてしまいたい。
そうすれば楽になれるのは分かっている。
だけど、それを許さないのは紛れもなく私自身で。
しょうもないプライドが、負けたくないと喚く。
他の隊士の人たちはただ私たちの打ち合いを見守っていた。
沖田さんも、もう何も話したりしなくなった。
相手にも、話す余裕がないことが唯一の救いね…
早く決めて、終らせなきゃ…
長くなればなるだけ、私が不利になる。
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