ご主人様はお医者様
「今、来年の学会で発表する症例研究を進めていてね。それが認められれば森教授も許してくれるだろうって考えてる」
「……そう、だったんですか」
そういった私を先生は睨みつける。
「そうだ!!
さっきも言ったように、すべてはっきりさせてから君に自分の気持ちを伝えようと思ってたんだ……。
なのに、森の策略にまんまとはまって俺から逃げ出したのはどこのどいつだ!!!!」
「ごっ、ごめんなさい……」
「今夜はお仕置き決定だな」
ええっ――!?
お仕置き!?
「そっ、それは…どんなお仕置きですか?」
「もちろん、朝まで寝せない。覚悟しろよ」
先生は立ち上がって私の目の前まで来た。