ご主人様はお医者様


注文した手付かずのビールの泡が全て消えてなくなるまで、彬はずっと黙ったままだった。


スット息を吸い込むと、私の名前を呼んだ。


どうしよう、何を言われるんだろう!!


遠慮がちに彬の方を見ると、柔らかく微笑んでこういった。









「一緒に来るか?」









――…うそっ、一緒に行っていいの?




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