続☆オカマに恋した☆
翌朝目が覚めると、真っ白な壁・天井が目に入る。
病院なんだ…って消毒くさい鼻につく臭いで感じた。
それから可奈さんと京ちゃんの心配そうな顔が見えた。
何かその一瞬安心したんだ。
家族っていいなと思った。
怪我が大したことないってわかってから、仕事に戻ってもらった。
俺は数十カ所に及ぶ打撲と右手の捻挫だった。
莉紗さんは頭を打ったものの、大きなケガは無かった。
流産したこと以外は…。
その話を医師から聞いた時には、あまりにもあっけなさすぎてただ俯くことしか出来なかった。
こんなに簡単に、小さな命は失われてしまうんだ……。
エコー写真に写ってた小さな命。