続☆オカマに恋した☆
「そうだよ。

ほんとに大切なものを、失うかもしんないよ」


 唯も必死に訴えかけてくる。



 遥のこと…けど…



大切なものの一つを俺は失った。



小さな命。



その悲しみは莉紗さんも同じか、それ以上なんだと思う。



莉紗さんも、小さな命も俺には大事なんだ。



「失うってさ……そういう縁だったのかもしんないよ」

 ぼそっと、遥は言った。



「遥はいいの?」

 唯は遥にそんなことを問う。



俺は…意味がわかんなかった。



何で??? 遥には一ノ瀬がいるのに。



しばらくの沈黙が流れる。
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