新パラレルワールド参加作品=The shadows=天才浅海ユウと凡才月星大豆の奇跡的コラボ[企画]

「受付が見当たらないんだが……暗くてよく見えないな」


 俺たちは、暗順応が間に合わない程、外の明るさと落差の有る室内に戸惑いながら、受付を探した。


「シン。この黒御影の床がいけないんじゃないか? 薬品かバーナーかで滑り止め加工がしてあるから、余計に暗くなる」


「詳しいな、君たち」


 突然後ろから声を掛けられびっくりした俺は、危うく叫び声を上げるところだった。


「でも残念だが、これはウォータージェットに依る加工だ。切り出しも同様に水で行った」


「……」


「……」


「ん? どうした?」


 叫び声を上げるどころか押し黙ってしまった俺たちは、信じられないものをそこに見たのだ。


「何で……何で博士が居らっしゃるんですか!」



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