特別機関『GQ』!!

「かはっ‼」

ニキは背中を強く打ったらしい。

ニキの剣はもう手元には無く、床に放られていた。


「甘いのは…どっちよ。」


「な…んで…」


心は歩きながらニキの剣を取りに行った。

「『なんで』?そうね…私を取り逃がすまいと、集中しなかったのが原因ね。

あと、私に乗っかって、足の筋肉の動きが見えなくなったこと。


それに、心の中で違うことを考えた…‼」

心は自分とニキの剣を持ち、ニキにまたがった。


「あなた、私にとどめを刺す寸前に『こいつを殺ったら次はどいつかな…』なーんて考えたでしょ。

ばかね、私の能力忘れたの?
その声で、あなたが集中できてないことがはっきりわかったわ。


だから悪いけど、あなたの体、ひっくり返させてもらったわ。」


心はにっこり笑った。

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