特別機関『GQ』!!
「そうですか…」


「…君達には、大変な事件を扱わせてしまった。申し訳ない。」


総監は深く頭を下げた。


「辛い思いをしたと思う。だから君らがもし…GQを辞めたいと言えば引きとめない。

選んでくれ。」


「辞めません。」

私の口からは、その言葉がとっさに出ていた。


「純君…いいのか?」


「二つ目のお話したいことです。

BDの幹部であり、瞬間移動の能力者であるシュンは、多分逃走しました。」


「シュンが?確かなの?純」


「うん。黒煙の中を出たのは見たんだけど、消えたの。」


「…確かにビルの焼け跡からは一人の死体も出ていないな…」


「でもあいつは、床に足をつけてなきゃ移動できないんじゃなかった?」


「つけてたんだよ。床ではなく、ビルの壁に。

そして逃走した…


これは私のミスです。シュンを捕まえるまで、私はGQを辞めません。」


「そうか…心君達は?」


心と弥生は顔を見合わせた。


「辞めませんよ」


「純に付き合います。」


苦笑いしながらそう言った。

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