特別機関『GQ』!!
「でも確か…『K』は能力者ですよね。

もしかしたらその能力で私達の居場所が突き止められていても不思議ではない…」


「……ったく警察は何やってるんだよ。」

瑠都は呆れ顔をした。


「本当に申し訳ない…


更に申し訳ないんだか、今日も仕事だ!!」

警視総監はニカッと笑った。


「…瑠都、やってよし」


「ネズミなんかじゃ、ぬるかったかも」


「今なら私も、あそこにある観葉植物を使って助太刀するわ。」


「じゃあ遠慮なく…」

瑠都は笑いながら指をパキパキ鳴らした。


「いや、申し訳ない!!だからその手をどうにかしてくれ!!

…よ、よしわかった!!全員に特別手当てを出す!!それでどうだ!!」


警視総監は後ろに下がりながら案を出してきた。

< 36 / 202 >

この作品をシェア

pagetop