恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「そ。今日の最終の便で帰るって。

で、水族館で……最後んなるから、ちょっとだけ腕組んで欲しいって言われてな?」

「そうだったんだ」

「そ。今日かなり不安だったはずなのにさ、よく頑張ってたし。

つい……いいって、言った。

悪かったな。さやのコトまで頭まわってなかった」

当麻くんちょっと気まずそうにして、私から目をそらす。




そんな話聞いたら、今日だけ神原さんに当麻くんを貸してあげてもよかったかな、っ思えてくる。

「神原さん、当麻くんと一緒にいたコトで、ちょっとは元気でたのかな」

「おぅ。さやに迷惑かけたって、謝ってたぜ」

「神原さんが!?」

「『彼女いるって知ってたのに、自分のコトしか考えてなかった』って」

「そんな風に言ってたんだ……」

「それにな、アイツ他の学校にオトコいんだよな。

でも、たまたまオレと話が合ったから、つい頼ったんだと」



そっか、彼氏がいるんだ。

それ聞いたらちょっと安心した。

じゃぁ旅行から戻って、神原さんが当麻くんに言い寄る心配は、

ナイって考えてても、いいんだよね?



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