恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「あ~、あちぃ。クーラーつけてい?」

「私が寒いからやめて」

「2階行けば?」

シレッと言い放ち、悠馬くんはソファにもたれかかる。




「髪乾かしてからにしてよ。あ~、ソファがビチャビチャ……」

「あとで拭いといて?」

もうっ、当麻くんがいないと、ホントいつも傲慢なんだから……。

ソファに横たわり、悠馬くんは目を閉じウトウト。




……うっそぉ、風邪ひいちゃうよ?

このまま放っときたいところだけど、膝掛けを持ってきてあげた。

近寄り、思わず悠馬くんの姿を見てしまう。

これまた均整のとれたしまった体つき。

当麻くんよりは、もちょっと細いかな……。

なんて、冷静に見てしまう。




当麻くんの裸だとドキドキするんだけど、

お兄ちゃんがいるからか、悠馬くんを見ても全然平気。

……さっきは条件反射で目をそらしたけど、意外と大丈夫みたい。

なんて思いながら、見ていて思わず笑みがこぼれた。

「んぁっ……」


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