男装人生



「だ、だだれが襲うかッ‼」


どうする、私。

動揺を隠せない。


この様子じゃ多分、気まずくなることは無いよね?
ただ恭に遊ばれてしまう可能性は高い。


「さっきのは、ただ暑くて赤くなっただけだし。」


「へぇ。そうだったんですか。」


絶対信じてない。


「深い意味なんて全然なくて‼えーっと」



「クスクス…。本当にそろそろ寝ましょうか。」


このやろー


「恭のせいだろ‼」


「はいはい。おやすみなさい。」


くっそーーー‼

適当にあしらわれたー



そっぽを向いて寝はじめた。

怜悧も悔しくなり背を向けた。




こうなったらふて寝だ‼


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