執事と共に日常を。
「あれ、春樹クン数学得意だっけ」

「いや、得意ではないがなんとなく」

「てか、素数ってなんだっけ?」


カンザキは、そんなカナに苦笑した。


「11って言う数字は、何で割り切れる?」

「えっと、1と……2は無理だから11だけじゃん?」

「そう。1と、その数字だけしか割り切れないのが素数だ」


ふーん、と気のない返事だが、温和なカンザキの笑みは崩れない。
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