歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤
「「にゃ―――」」


すると、二匹は玄関の外へ逃げて行ってしまう。

五十嵐さんが慌てて二匹を追いかけ、捕まえてくれた。




「…本当すみません〜(汗)」

「猫飼ってたんだ。名前は?」


二匹を抱えながら言う五十嵐さん。




「…ああ、ちゃわんとおわんです……」

「なんだそりゃ(汗)変な名前。」

「‥‥あはは(汗)」


笑いながら玄関を閉めポケットから携帯を出すと、五十嵐さんはちゃわんとおわんの写真を撮った。



…動物好きなのかな?

なんかそうゆうとこもイイなぁ。





「「みやぁ〜〜」」


そして写真を撮り終えると、二匹と遊び出す五十嵐さん。



「…ってゆうか五十嵐さん!あがって下さい!!お茶くらいなら出しますからっ」


私がそう言うと、五十嵐さんはキョトンとした顔をする。




…しまった(汗)


「いや…えっと・・変な意味じゃなくて・・その………」

「……ぷ。」


笑われた(汗)




「そうしたいけど…やめとくわ。ただ外で一服だけさせて。」


「あ!あのっ……」
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