有明先生と瑞穂さん
右肩の方から顔を出してそのまま横からゴツンと頭をぶつける。
いいにおいなんかじゃないはずの汗のにおいが、心地いい。
「滅多におんぶなんてされる機会ないじゃない」
「だからだよ」なんて言ってみても、そんなのが理由にはなるわけもなく布津は困惑する。
「はは、気分がいいんだよね。
お馬さん、行け!みたいな」
「お、俺馬かよぉ~~」
「あははは」
そう言いながら布津は少し嬉しそうだ。
「布津に気なんか遣うわけないじゃん。
気遣うなら車に乗せてもらってる。
ただ、私がこっちのがよかっただけ」
気持ちが高揚している。
背負われてきっと気持ちが子供の頃に戻っているのだ。
布津は黙りこくったまま。
その顔は赤くなっていたが、背負われた瑞穂からは見えなかった。
いいにおいなんかじゃないはずの汗のにおいが、心地いい。
「滅多におんぶなんてされる機会ないじゃない」
「だからだよ」なんて言ってみても、そんなのが理由にはなるわけもなく布津は困惑する。
「はは、気分がいいんだよね。
お馬さん、行け!みたいな」
「お、俺馬かよぉ~~」
「あははは」
そう言いながら布津は少し嬉しそうだ。
「布津に気なんか遣うわけないじゃん。
気遣うなら車に乗せてもらってる。
ただ、私がこっちのがよかっただけ」
気持ちが高揚している。
背負われてきっと気持ちが子供の頃に戻っているのだ。
布津は黙りこくったまま。
その顔は赤くなっていたが、背負われた瑞穂からは見えなかった。