有明先生と瑞穂さん
「にーちゃんと付き合ってんの?」

「えっ?」


部屋を見渡していると、開け放たれたドアから少し無愛想な布津の弟、小介が前触れもなく話し掛けてきた。


「ううん、付き合ってないよ。
小介君久しぶり。大きくなったね」

「もう中二だしね」


それだけ言うとすぐに通り過ぎ、隣の部屋へ入ってしまった。



「瑞穂、コーラでいい?
何?小介と話してたの?」

「うん。顔布津そっくりだね」

「ははは。でもアイツ最近反抗期なのか愛想ワリーの」

「そういえば布津は目立った反抗期なかったよね」

「そうだなー。親もそう言う」


布津からもらったコーラをカラカラだったノドに流し込むと、大げさな表現だが全身の臓器が蘇ったと思う程潤った。

よっぽどノドが乾いていたらしい。


「やばい・・・超おいしい」

「だな。メッチャノド乾いてたみたいだー」


どっと疲れが出たのか二人して大きなため息をついた。
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