有明先生と瑞穂さん
「瑞穂浴衣キツくない?
着替えるならなんか貸すけど」

「やーいいよ。
浴衣でも自分の服でもないのを着て帰ったらさすがに親もビックリするだろうし」

「言われてみればそうだな。
じゃあ俺ちょっと先に風呂入ってきていい?
実はスゲー汗かいてんだ」

「あ、ごめんね。疲れたでしょ。ありがとう」

「んにゃ、疲れてはいないんだけどこの真夏にずっと厚い上着着てた感じ」

「ははは!あー、そうだよね」

「ごめんなー。すぐ上がるからさ。
ゲームでもしてていいよ。
あっ!でもベッドの下は見んなよ!!
絶対だぞ!!」

「み、見ないよ・・・。
エロ本でも隠してんの?
そんなベタなとこに・・・」

「ちちちちちちちちげーし!!
ばばばばばばかじゃねーの!!
えええええエロ本とか見ねーし!!」

「・・・・・・・・・」

なんてわかりやすい。
しかも自分から話すなんて、どれだけ馬鹿なんだ。


「いいから見るなよ!」

「ハイハイ・・・」


顔を赤くしながら布津は部屋のドアを勢いよく閉めて出ていってしまった。
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