ひなたぼっこ~先生の、隣~【続編】
「よし、安川が先だったな。入れ」
先生がそう言うと、面談室へ先生と香奈が入って行った。
泰葉は廊下に置かれた椅子に座り、順番を待つ。
「…」
さっきまで騒がしかったのが、一気に静かになった。
静けさの中で聞こえてくる、先生と香奈の笑い声。
「…なんか、楽しそうだな」
どんな会話をしているのか聞こえないけど、たまに先生と香奈の笑い声が面談室から漏れてくる。
高校に入学して、もう3年。
あっという間だったような…長かったような…
2年前の私は先生を好きになって、まさか付き合えるなんて思ってもいなくてー…
ただ、先生の隣にいたかっただけなのにー…
「いつから、こんなに欲張りになったんだろうー」
別れても、距離を置いてもー…
先生が好き。
もし私が教師になれたら、また先生の隣に立てるのかな?