もう会えない君。
翌朝、目が覚めたのは午前5時。
エアコンを入れたまま眠っていた為、少しだけ体が冷えていた私は起きてすぐにお風呂に入ってシャワーを浴びた。
昨日はあのまま眠ってしまったからお風呂に入っていなかった。
その所為か、汗で体がべタ付いていた。
石鹸の泡を沢山立てて汗で汚れた体と髪を隅々まで洗い流した。
お風呂から上がり、私は洗濯機を回した。
洗い物を洗濯機の中に放り込み、まだ乾き切っていない髪をタオルで無造作に拭いた。
今日は約束をしてしまった以上、行かなければならない。
朝一番に大きな溜息が零れて部屋中にこだました…ように思う。
私はエアコンのスイッチを切って窓を開けた。
今日の天気は私の心を映し出しているかのように曇っている。
空を見上げても青空は顔を見せない。
更に憂鬱さを感じた。
とりあえず朝食を摂ろうとキッチンに向かった。
だけど肝心の食パンが切れている。
「……最悪」
ポツリと呟いて私は冷蔵庫の中からオレンジジュースだけを取り、思いっきり強く閉めた。
グラスにオレンジジュースを注いで一気に飲み干した。
どうやら今日はあまり良い日ではないようだ。
それは神様からの忠告なのか、それとも全てが偶然なのかは分からない。