もう会えない君。
『えっ?えぇ!?隣人かよ!?』
「うん」
『じゃあ、隣に今居んの!?』
「だって隣人だもん」
『………』
「悠は今日、隼の部屋に泊まるの?」
『寝過ごして終電に乗り遅れた!』
「お泊り確定だね」
『だな!あ、隼に代わるか?』
「ううん、大丈夫」
『そういえば明日って……』
「何?」
『俺、明日は始発で帰る!隼と楽しんで来いよ!』
「…うん!」
『んじゃ!おやすみ!』
「おやすみ」
悠との電話を終え、悠の番号を登録して再び夢の世界へと戻る私。
寝足りないわけじゃないけど頭が痛いから寝る。
このまま起きてても特にする事もないし…夢の世界へ。