もう会えない君。


隼、言ってたよね?


辛い時は空を見ろって。
空は何処までも繋がってるからって。


だから見上げるよ…。


君も好きだった、この空を。
何処までも続く、この空を。


隼…
私も隼が大好きだよ。


ずっと、ずーっと大好きだよ…。


私は生きていく。
強く、強く、生きていく。


隼が迎えられなかった明日を精一杯。


…私にも運命の日が来て、隼の元へと逝く時は一番に出迎えてね。


未来は空のように何処までも果てしなく続く。
当たり前だと思ってはいけない。
大切なモノはすぐ傍にあるのだから…。


居るのが当たり前だなんて思ってはいけない。


本当に大切なモノは失ってから気付いちゃ遅過ぎる。


だから生きるって難しいんだと思う。
だけどね?
生きるって辛い事もあるけど素晴らしい事なんだよ。


そうだよね、隼…。


君の背中に翼があるなら、いつか、私の背中にも翼が生えるかな?


空を自由に羽ばたく翼。
今、私が飛べない鳥ならば…飛べる鳥になってみせるよ。
< 317 / 321 >

この作品をシェア

pagetop