空と海が交わるとき



「蒼我君もできたら良かったのにね…。」



「さすがにこんな遅くまで地上にいたんじゃ、勘違いした海の民が何しでかすかわかんねーからな。」




空の民に捕まったと思って戦い起こされちゃたまんねーし…




「それに、これから何回だって出来るんだし。」



俺の言葉に莉子は「そうだね。」と頷いた。




「…いよっし、やるか!!」



司のその掛け声と共に



俺達はそのまま走り出した。





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