ハルアトスの姫君―君の始まり―
*ミア・ウォリティアヌ・ハルアトス


ジアの双子の妹。イメージはほぼジアの対極です。
髪も物腰も口調も全部ジアとは変えてやろうと思って作ったのがミアです。
誕生日は11月3日。二卵性双生児の割には似ているというイメージです。身長は155センチ。血液型はO型。…ハルアトス、O型まみれ。笑
とにかくお姫様らしく!を意識したキャラクターです。その対極のジアもお姫様ですけどね。


本編ではほとんど猫だったんで、あまり詳しく彼女を描写できなかったのですが、作者自体、彼女への理解があまりなく…というかジアとキースで手一杯だったため、元々かなり完成されたキャラクターという立ち位置になってしまいました。


クロハのことは恋愛的に好きですが、優先順位はクロハよりもジアです。ジアが何よりも誰よりも自分を守ろうとしてくれていることを感じているからなのですが、それも時間が経つにつれて変わっていくかもしれません。


クロハとのエピソード(クロハが身分差を気にする辺り)ではミアの気品と芯の強さが出せたんじゃないかと。
やはりジアの妹だけあって、ふわふわしたお姫様らしい外見が物語る側面ばかりじゃないんだぞと思ってあのようなエピソードになりました。
見た目は本当に可愛いって感じですが、言うことは結構さくっと言うタイプだと思いますよ、この子は。


何かと辛い想いをしている子が多い作品ですが、もどかしいという意味では随一の辛さを感じていた子だとも思っています。
クロハについても、クロハの言葉は分かるのに自分の想いは何一つ伝えられないって結構耐えがたい話だと思います。そんな設定にしたのは私ですが。
ですから伝えられる喜びを一番感じているのはミアかもしれません。


あまり成長らしき成長は見られないキャラクターですが、サポート役として、そして呪いを解く鍵としては必要なキャラクターでした。あんまり掘り下げてあげられなくてごめんね。ジアを支えてくれてありがとう!

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