朝が待てなくて

「さっきのは淋しくて意地張っただけだよ。
樹が来年まで会わないって言うから」


「いや、言ってないでしょーが…」


「言われたと思ったもん」


「難しいってば」


目が合って可笑しくなって、二人してクスクス笑った。




「あー、俺は基本日曜が休みなんだけど、仕事入るときもあるし。真琴は日曜、部活とかあるんだよな?」


「いつもじゃないと思うけど、たぶん。なんせまだ入学も入部もしてないし、よくわかんないんだ」


「じゃ、誘うから時間が合えば、遊ぼうな」


樹がいつもの笑顔になってそう言ってくれた。


「うん!」




“遊ぼうな”だって。


わたしがスネたから気を遣ってくれたのかな?


それでも遠慮なくノッちゃうよ?




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