飛べない黒猫
「早かったね。
来てくれて嬉しいっ!
クラスのコ達が、校門にカッコイイ外国人がいるって騒ぎ出したからさぁ…
きっと蓮さんだと思って来てみたら、ビンゴ!」
「そうか、助かったよ。
人が集まってきちゃって、どうしようかと思っていたんだ。
喫茶店の方はいいの?」
美香はメイド喫茶の衣装のままだった。
「平気!代わってもらったから。
もう、休憩にしたの。」
真央は珍しそうに美香のメイド服を見ている。
「美香ちゃん、お人形みたい…」
「あははっ、ありがとう。
真央ちゃんの服も、かわいいよ。
じゃあ、外からまわらない?
縁日もあるんだよ、行こっ!」
美香はごく自然に、真央の腕に自分の腕を絡ませ、反対の腕で蓮と腕を組んだ。
そして、2人を引っ張るように人混みの中をすり抜ける。
「こら、ちょっと待て!
俺も連れてけってば…」
直哉が小走りに駆け寄る。
「あ、蓮さん、こんにちわ。
今日はすみませんね、こいつのワガママにつき合ってもらっちゃって…」
蓮にペコリと頭を下げた。
「お兄ちゃんってば、本当に来るんだモン。
もー信じられないって!」
「たくさんでまわった方が楽しくていいじゃない。
それにしても、すごい人だね…」
蓮は周りを見渡す。
もっと、こぢんまりしているものと想像していたのだ。
来てくれて嬉しいっ!
クラスのコ達が、校門にカッコイイ外国人がいるって騒ぎ出したからさぁ…
きっと蓮さんだと思って来てみたら、ビンゴ!」
「そうか、助かったよ。
人が集まってきちゃって、どうしようかと思っていたんだ。
喫茶店の方はいいの?」
美香はメイド喫茶の衣装のままだった。
「平気!代わってもらったから。
もう、休憩にしたの。」
真央は珍しそうに美香のメイド服を見ている。
「美香ちゃん、お人形みたい…」
「あははっ、ありがとう。
真央ちゃんの服も、かわいいよ。
じゃあ、外からまわらない?
縁日もあるんだよ、行こっ!」
美香はごく自然に、真央の腕に自分の腕を絡ませ、反対の腕で蓮と腕を組んだ。
そして、2人を引っ張るように人混みの中をすり抜ける。
「こら、ちょっと待て!
俺も連れてけってば…」
直哉が小走りに駆け寄る。
「あ、蓮さん、こんにちわ。
今日はすみませんね、こいつのワガママにつき合ってもらっちゃって…」
蓮にペコリと頭を下げた。
「お兄ちゃんってば、本当に来るんだモン。
もー信じられないって!」
「たくさんでまわった方が楽しくていいじゃない。
それにしても、すごい人だね…」
蓮は周りを見渡す。
もっと、こぢんまりしているものと想像していたのだ。