新撰組恋絵巻(完)




「大丈夫。別に何もしないから」





「そういう問題じゃないと思いますけど」






平静を装ってはいるものの実際は心臓がうるさいくらいに鳴っている。








……なんでこんなに動揺してるんだろう?私らしくもない。








「まあ、もし相手が土方さんだったら分からないけどね?」






「………」







これ、どんな反応するべきかな…?







確かに土方さん顔はかなり整ってるし、女の人が放っておくはずないと思う。






ああ見えて土方さん意外に手が早いってことなのかな?






その気持ちは分からなくもないけれど…鬼の副長も血の通った人間ということか。







そんなことを考えながら一人で納得していると沖田さんが思い出したように言った。








「そういえばさ、神楽ちゃんの怪我が良くなったら入隊試験するって土方さんが言ってたよね」







「はい。そうですね」





「その相手なんだけど僕がしてもいいよね?」






「沖田さんと?」




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