Mind of ice
ダメージの為に動くことが出来なくなったセリアに近づくゴブリン達。
うつ伏せに倒れていたセリアをおもむろにひっくり返す。すると1体のゴブリンが、先程蹴られたお腹を抱える両手をセリアの頭上に押し上げ押さえつけた。
すると、もう1体のゴブリンが首もとに手を差し入れると、胸当てと一緒に中に着ていた服を一緒に剥ぎ取られてしまった。

「きゃーっ!」

一瞬後、悲痛なセリアの叫び声がこだました。
その声を嬉しそうに聞いているゴブリン。
眼下には、胸を露わにしたセリアが、腕で隠すことが出来ずに、ただ顔を左右に振るしか出来ずにいた。
そして、服を剥ぎ取ったゴブリンの目線は、鉄の腰あてを見ていた。その視線に気づいたセリアは無駄とわかってはいるのだが、痛い体をバタつかせて抵抗した。
そんな行動すら楽しそうにするゴブリン達。
手を抑えていたゴブリンが、片手でセリアの両手を押さえつけると、空いた片手で徐に露わになっていた胸を触り始めた。

「いやー!」

力加減などお構いなしの攻めで、千切れてしまいそうであった。
そんな攻めの中、もう1体のゴブリンはとうとう、鉄の腰あてに手をかけた。
そして、最後の砦も抵抗むなしく剥ぎ取られてしまった。
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