秘密な結婚

崎田さんはそんな彼を

ボーッとした表情で見つめている。


「ヤバい…、課長…。

惚れてしまいました…。

結婚して下さい!」


突然、彼女が拓真に言った。

彼は一瞬、目を丸くしてから

またふわっと笑顔に戻る。


「ごめん、崎田。

俺はすでに売約済み」


「もう、二号でもいいですからっ」


彼女の一言に私達は

驚いて目を見合わせて、

その後クスッと笑った。




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