shining☆moon‐私の王子様‐
【うるさいなぁ…】
走ってくる男の子が素っ気なさく言う。
ラディー…?
レオ…?
さっきっからこの男の子達、俺とラディーの名を言って…。
「あ…」
もしかして…。
いや、絶対。
確実に……。
……俺とラディーだ。
昔の俺達って…事なのか…?
あの、“レオらしき男の子”は昔、俺の住んでいた家にあった写真たてにいた…俺にそっくりだ。
じゃあ…俺なんだな。
そっちの“ラディーらしき男の子”は仲が良かったラディーの服装に似ている…。
ってことは……。
昔の俺達…。
【なぁ、レオ】
【なぁに?】
【俺達、友達だよな】
【あったり前じゃん】
幼い俺とラディーは笑顔で話し出した。
この会話にこの場所、俺の記憶の片隅にあった事だ。
過去…になるのかな。
男の子達はまだ続けていた。
この次だっけ?
ラディーに衝撃的な真実を告げられたのは…。