shining☆moon‐私の王子様‐
ラディーは幼い俺を切なそうな目で見ながらゆっくりと口を開けた。
そして……。
【…俺とレオはもう友達のままではいられない】
【…へ……?】
幼い俺はあっけらかんとしていた。
【…だから、もう会うのはこれで最後】
【なんでッ!?ラディー、悪いことしたの!?僕なんかした??!!】
【ちがう】
【なら…!どうして!!】
幼い俺は突然の事で頭が混乱していた。
【俺は…俺は…実はゾルヴァーナの住人なんだ。だから明日からこのセヴィアから居なくならなきゃ……ううん。…追い出されるんだ……】
【…ゾルヴァーナ…追い出される……。そんな…そんな…!!】
幼い俺は涙を目に浮かばせていた。
そうだ。
ラディーはゾルヴァーナの人だったんだ。
だから俺とは敵同士。
仲を通わせてはいけない存在なんだ。
だけど……。
【…じゃあな。レオ…。…レオ・イムス…】
ラディーは幼い俺に小さな背を向け歩き出した。
幼い俺は涙を浮かべた目を必死に見開き、ラディーを見た。
【ラディー…!!僕は…いや、俺はお前の事が本当は大嫌いだったーーー!!】
幼い俺はラディーに向かって叫んでいた。
するとラディーはレオの言葉に振り返った。