shining☆moon‐私の王子様‐
~~レオ.said~~
チュンチュン――…
朝になった。
小鳥が朝を知らせに鳴いている。
ベッドからでてカーテンを開ける。
眩しい朝の光が僕の目を眩ませる。
「さてと、三人を起こしにいくか」
みんな起きるの遅いな。
ったく。
久々にフレンの寝顔を見るなぁ。
一番最初に起こしに行ったのはフレンだった。
なんか、可愛いな……。
いつもかっこいいフレンと全く違う。
「フレン、朝だよ。起きて」
「……ん、…うん……」
絶対わかってないな。
コイツ。
ま、いいや。
次はルイスを起こしにいこう。
スースー眠っているルイス。
まぁ、昨日は頑張り過ぎたよね。
お疲れ様。
「ルイス。朝だよ。起きて」
「…は、ハンバーグ!!!」
「…………」
目が点になる。
恐るべし、ハンバーグ。
なんか起こしたらやっかいになるからやめよう。
最後は………。
ユリアか。
正直言うと、まだ一度もユリアの寝顔は見たことない。
ってか、見たらフレンに怒られるだろう。
なんでだかわかるよね?
まぁ、行動見てればわかるけどね……。
恐る恐る、ユリアの寝顔を見た。
ドクン――…
無防備なユリアの寝顔に思わず胸が高鳴った。
まさに、気が狂うような。
幸せそうで、気持ち良さそうで……可愛い。
「……可愛い…」
思わずユリアの頬を触っていた。
僕の目線はユリアの唇。
……って、なんで!!??
パッと手を離して、起こしに入った。
「ユ、ユリア。起きて。朝だよ…」
「……ん………」
寝返りをうつ。
ドクン――…
また高鳴った。
こんな自分におかしいと思っていたら、フレンが入ってきた。
「まだ、起きねぇんか?」
「あ、うん」
びっくりしたぁ。
フレンはユリアに近づき揺さぶった。ユリアは驚いた表情で起きた。
僕はさっきの自分の行動を振り返った。
正直言ってさっきユリアの唇を見たとき本気で『キスしたい』って想った。
なぜだろう。
僕はユリアが好きなのだろうか。
四人は宿をでて幽霊屋敷に向かった。