shining☆moon‐私の王子様‐
~~フレン.said~~
幽霊屋敷は昨日と違って明るく、てかまぁ朝だから……、恐怖感があまりない。
……に、しても…。
「レオ、さっきっから何モソモソしてどうしたんだ?」
「……ふぇ…!?な、何も!?」
や、絶対おかしいよ。
【危ない危ない。フレンにばれるかと思ったよ。でも僕ってユリアのこと本気で好きなのだろうか…】
ドキッ――…
レオはユリアのことが……。
好き…なのか??
まてまて、そしたら……。
両思いってこと?
いや………でも!!!
ん?
俺は何を焦っているんだろう。
いや、別に俺はユリアのこと好きなんじゃ……ないけど…。
嫌いでもないけど……。
あぁぁぁ!!
わかんない!!!
何がなんでもいいじゃんかよ……。
でも……
どうして俺はイライラしているんだ?
「フレン?怖いの?」
除き込むように俺を見る。
そう、あのユリア。
「う、ううん。別に。そう言うユリアが怖いんじゃないか?ほらほら」
「う、うるさいな!フレンこそ怖いんでしょ!」
挑発に乗り、怒るユリアがぷっくり膨れて可愛い。
俺は何も言わずにユリアの手を握った。
「……へ…」
「怖いんだろ?強がんなよ。手、握ってんだから」
少し赤面するユリア。
そんなユリアを見つめるレオ。
手を繋ぐ俺。
まさに三角関係にも見える。