shining☆moon‐私の王子様‐


ムワーダ島には、昔、悪魔が集うと言われている凶悪なゾルヴァーナ王国からの、空襲があり、島は焼き払った。
ちょうどその頃、ムワーダ島にはエルランドが初めて作られ、初めて人が住み着いたと言われる初代エルランドがあり、ゾルヴァーナ王国とギクシャクしていたらしい。

そして空襲にあい、島から人類は消えたという。
空襲後、島に訪れた人によると、骨すら残ってなく、1つだけ墓が残っていたらしい。
その墓には、分厚い本が二冊、あったとされる。
その本からは不気味な紫色の光を放ち、飛び散った血痕があった。

本を開いてみると、そこには赤黒い字で、「タスケテ」と書いてあった。
その人は、分厚い二冊の本を持ち帰ろうと船に乗って帰ろうとした。

だが、帰る途中、船は沈没したと言われている。
島には焼かれた人達の影が残り、その島は皆から『影の島』と呼ばれている。
あの残された墓は強力な魔力があったから焼かれずにすんだ、と言われ、強くなりたい、って思う人にあの強力な魔力を授け、力を与える。
という、伝説が生まれたとされた。




そして、ヴィンセントはこの伝説を信じ、任命試験にフレンを呼び、力を取り入れ、憎いフレンを倒すという目的だった。

だが伝説は伝説のまま終わった。
任命試験にフレンを呼び、試験に参加し、墓に行く。
そこまでは良かった。

ヴィンセントは墓に手を当てた瞬間。
ビリッと音を立て、ヴィンセントの身体中に強力な魔力が流れ込み、ヴィンセントは善をなくし、悪の道に進んだという。


初めは些細な嫉妬から始まったこの事件。
フレンはヴィンセントの気持ちなんて知らなかった。


そしてヴィンセントはフレンに誓った。




「…次の任命試験に、お前は大切な人の前で哀れに死ぬんだな…。約束しよう。次の任命試験にもう一度手合わせをしよう。お互いに戦力、魔力を上げてな」




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