学園奉仕活動
「ば、ばか野郎っ。礼なんていらねえ。さ、サービスじゃねんだから・・・・・」


「あ、ああ。でも一応、ありがとうございます・・・・・」


静まり返る店内




目に見えそうなくらい妙な空気が漂う。









い、いやいや、なんだよこれ!!

俺はただ、ゴリラに証拠を見せるために言ったのだ!!


なのに・・・・・




なのに何故、少し緊張してるんだ、俺



オッサンと一夏ならぬ、一食のアバンチュール?


「い、いやいや!それはない!それはないぞっ!」


席を立ち後退りする俺に、ゴリラとロピアンが驚いた顔を向ける。


「なんでっ?てか、いきなり何してるん?」


「そうだよ。モンスタを始めて見た見習い勇者みたいだよ?」


「い、いや、なんでもない・・・・・・ほんとに何もない・・・・・・・いやほんとに・・・・・」

ゴリラとロピアンに言えるわけが無いので、平静を装い再び席に座る、俺


だが、なんだか座りが悪く、ケツの居所を変えては変える。



「うう〜・・・・」


落ち着かない・・・・・。



モジモジ



ソワソワ



モジッ・・・・・ソワ



モジソワッ・・・・・ソワ



ソワソワモジモジモジモジソワソワッモジモジモジ――――――


「ああーーもうっ!!何してんねん!!じっとせえっ!!」

「い、いや、わかってるっ!・・・・・・・・わかってる・・・・・・・」



けんども・・・・・・・



・・・・・・・・・



やっぱ無理っ!



ソワソワモジモジモジモジソワソワソワソワモジ―――――


「なんでやっ!!なんでじっとできひん!?トイレか?!トイレかっ!!」


お父さんの様に俺を叱る、ゴリラ。


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