学園奉仕活動
「おいおい、君はほんとに―――ん?・・・・・くさっ!君、くっさっ!!全身ニンニクっ!?」


百太郎は、割り箸から逃れようと上体を反らした。


「ヘッヘッへ」


俺は、そんな百太郎の姿が面白くなり、色んな角度から鼻を攻める。


「ち、近寄るなっ!ま、マジでごめんって!だ、だが紛れもなく全身ニンニクだお前っ!いや、違っ・・・・・・・・あ、あかーん!!!」


叫び声と共に、椅子ごと後ろに倒れた百太郎は、妄想から覚め、倒れた状態のまま「何事?」と、キョロキョロと辺りに視線をさ迷わせている。


「戻ってきたか・・・・・よし!食お」


「うんっ!よ〜し」



なんだったんだ・・・・・・・?



倒れたままの恥ずかしい姿の俺をチラッと確認すると、直ぐ様飯を食べ始めるゴリラとロピアン。


いや、ほんとに何が・・・・・・


何故、俺は倒れて・・・・・・?


まあ、いっか。


「よっしゃ!」

俺も椅子に座り直し、良い匂いの元である、忍肉拉麺セットを食べ始めた。



< 122 / 190 >

この作品をシェア

pagetop