学園奉仕活動
「俺達がどうかしました?」


「どうかしてる・・・・・・・と、言えばどうかしてるんだろうが。・・・・・・・その、臭いが」


「臭い?・・・・・・・あっ」


そう言や、忘れてたな


しかも、未だに離れず至近距離だしな・・・・・・・。



「すいません、俺達、忍肉屋に――――」


「にんにくのコロンでも使ってるのかい?」


「はっ・・・・・・・?」



にんにくの・・・・・・・コロン?


「にんにくのコロンてなんすか?」


真面目に――神妙な顔つきまでして――ボケるどらさんに、思わず問い返してしまう。


「違うのか・・・・・・・。いやね、君から物凄いにんにく臭・・・・・・・・そうだっ!まるで、大きなにんにくにしか見えないぐらい、にんにく臭がしたのだ!それでもしやとっ!」


たとえ小さな事――言葉の表現であったとしても――発見をするとテンションが上がり、ぴょんぴょん跳び跳ねながら力説する姿は、いつ見ても可愛いと思う・・・・・・・




・・・・・・・が、今は止めてくれ、非常に危ない・・・・・。


「そうだ!君は大きなにんにくなんだよ!そうだ!そうだ!ヒャハハっ!」


それに、テンション上がる内容ってのが、俺が大きなにんにくってのも、なんだかな・・・・・・・


侮辱を取るか可愛さを取るかの狭間は新体験だ・・・・・・

まあ勿論、可愛さを取るがな、俺とゴリラが臭いのは事実だし、巨大にんにく二つってところだ


いや、五つか・・・・・・・。


「あ、あの、どらさん。喜んでる所悪いですが、階段では止めましょう。てかせめて、前に人が居ない時っ―――うぐぅおぉっ!」


キャッキャ跳び跳ねるどらさんの膝が、俺の最も優しくしてほしい部分に猛烈にヒットする。



あ〜〜駄目だ〜・・・・・・・



これは・・・・・・・



< 132 / 190 >

この作品をシェア

pagetop