学園奉仕活動
「いや、舌の感覚が無い―――ってか、お前等が何してんねんっ!!」


ゴリラが聞いていることそっちのけで、俺と俺の脚の上に未だ正座しているどらさんに目を向け叫ぶ。


「何してるって・・・・・・・座られてんじゃないかよ。お前こそ、何してんだよ」


「んだ。何してんだ、お前は。四つん這い叫びツッコミか?四(よっ)つ叫びっコミか?・・・・・・四つ叫びっコミ・・・・・?そうだっ!君は四つ叫びっコミだっ!!」


また、新たな発見で「キャッキャ」跳ねる、どらさん



・・・・・・・痛いよ、脚と足―――てぇっ!ふおおおおおーーーっ!!



「どらさん!だ、駄目だっ!跳ねなさんなっ!む、胸が顔に―――って!ああっ!俺の股間も跳ねなさんな、おいっ!」


「キャッハー!四つ叫びっコミだ!四つびっコミだ!いや、もうゴミだ!ゴミだぁ!ハッハァー!」



ゴミって・・・・・・・




四つん這いゴリラをゴミって・・・・・・・





面白いじゃないか、ハッハァー!



「お前等ほんまに何して―――んっ・・・・・・・」


ゴリラは言いかけて、目を見開き固まった。


「おい、どうした?ウンコか?」


そう冗談で問い掛けるが、ゴリラは小さな声で「違う」と言い、視線は俺の背後に向けたままだ。


「おいお〜い。昼間っからおっかねえな、おい。流石に幽霊もおねむだろこの時間はよぉ〜」


とか言いつつ、振り向かない俺だったりする・・・・・・・

後頭部がチクチク、心臓はドクドク、振り返る前からこれなもんだからよぉ〜、小心者だ、オイラは。



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