学園奉仕活動
「そういや、ロピアンと会わなかったな」


先程の喧嘩の再発はなかったが、無言で歩くのもなんだか居心地が悪かったので話のネタになればと、ゴリラへ向けて言ってみた。


すると


「ロピアン?」


アリスが不思議そうな顔をし


「友達。D組の黄緑ロピアン司」


と、ゴリラがアリスの疑問に答え、思惑通り会話が立った

ふふっ、俺って策士〜。


「おうりょく・・・・・?ロピアンつかさ?変な名前だな」

「確かにな。最初は爆笑したよ。笑うために名前言わせたりしてな」


懐かしいな〜・・・・・


アイツと会った日・・・・・・


ついつい、天井を見上げて、思い出に浸ってしまうよ。


「最低なんだな、お前」


アリスの酷い言葉と軽蔑を込めた視線で直ぐ様現実へと引き戻される


が、


「いや、まあでも、変な名前だけど。彼もまた学年中で王子やロピアン様、一部にはお兄様と呼ばれてるよ」

大して気にしないので、代わりにロピアンを説明してやる。


「ホンマにな〜」


ゴリラは羨ましそうに同調してくるが、王子様を待つ少女の様な目をしていて、気持ちわりぃことこの上無い。



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