疲れ切った心
4回目の班長会議。
「今日はココまでです。何か質問はありませんか?」
辺りを見回してもある人は見当たらない。
「無いようなので終わります」
今回も寝ている人を除いて帰って行く生徒も見える。
誰よ、もう寝ないって言った奴は。
起こそうと思い、悠斗に近づこうとした。
「悠斗君、起きて。会議終わったよ?」
前の子が悠斗を起こす所を見て、脚を止めてしまった。
「・・・んっ・・・・」
「フフッ、おはよう」
「ヤバッ!」
目が覚めたのか、前回同様飛び起きた。
「ノート取ってないんでしょ。見せてあげる」
はい、と自分のノートを渡す仙石さん。
「悪いしいいよ」
「でも、会長はこの後生徒会があるんだからそっちの方が悪いでしょ?」
「あ、いや、その・・・・・」
あぁ、そっか。
この子、悠斗の事が好きなんだ。
だったら私は邪魔か。
「仙石さん、今日は生徒会急がなきゃいけないの。黒板消すの頼めるかな?」
「いいよ」
満面な笑みで受けてくれた。