疲れ切った心




「何でもないよ」



たった2人の為に猫被るのも疲れてきたな。



「疲れ切った顔してるけど大丈夫か?」



悠斗の手が私の顔に触れた。



「だ、大丈夫。悠斗は心配性なんだって。三条さんの癖が抜けてないんじゃない?」



軽く笑って見せた。



「そうかもな」



ポンポンと頭を撫でてくる。



もう、止めてよ。



ドキドキするじゃない。



「おい、お前ら公共の場でイチャイチャすな」


「イチャイチャなんかしてねぇよ」



横から割って入って来た山本君に軽く流す悠斗。



結夢はまだ来ていない様子。



「俺、腹減ったんだけど」


「だったら竹下呼んでこいよ」


「いや、こういう時の女の部屋って怖いじゃん?」



「お待たせ~」



タイミングが良いというのかなんと言うのか。



3人の登場。



全員揃ってレストランへ向かった。
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