疲れ切った心




とは言ったものの・・・・。



怖い物は怖い。



「珠理、大丈夫?」


「夏蓮、寝よっか」


「え!?」


「って言うか私は寝る」



停電になってしまっても寝てれば問題ない。



「珠理!?」



布団の中に入った私に驚いている夏蓮。



「大丈夫だよ?何が怖いの?」



布団越しに撫でられている感じがする。



「暗闇・・・・」



悩んだけど、布団から顔を出した。



「そっか・・・。私はね、雷が怖いんだ」


「そうなんだ・・・・」



夏蓮にも自然で怖いことってあるんだ。



「だったら寝よ」


「珠理ぃ・・・」




ドン___



雷が近くで落ちて数秒後、停電した。
< 346 / 572 >

この作品をシェア

pagetop