疲れ切った心



「どうしよ、珠理・・・・」



未だにゴロゴロと鳴っている雷に脅えている。



でも、今の私に夏蓮を気遣っている余裕はない。



どう、しよ・・・・。



真っ暗だ・・・・。



「いやぁぁぁぁぁぁぁ!」


「珠、理・・・・・?」


「・・・で・・・・・・・・を・・・・・」


「珠理?」


「独りに・・・・で。・・・・・を・・・・しない・・・・」



私を独りにしないで。


「珠理!?」



勢いよく入って来た悠斗が私を強く抱きしめてくれた。



「私を、独りにしないで・・・・・」



両手を髪に持って行った。



「私を独りにしないで・・・・」



「夏蓮!」


「堅吾・・・・・?」



北村君が部屋に入って来たみたいだけど、気にも止まらない。



「どうしてココに?」


「あ、イヤ・・・・」


「ごめん、北村。水無月連れて俺達の部屋に行っててくれるか?」


「あ、あぁ」



嫌だ・・・・。
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