疲れ切った心



ごめんなさい。



私を独りにしないで。



「珠理!」



2人と入れ替わりに結夢が入って来た。



「ゆ、あ・・・・」


「もう大丈夫」



私を優しく抱きしめ頭を撫でてくれる。



泣いている子供をあやす様に。



「もう独りじゃない、私が居る。大丈夫、私は何処にも行かない」


「私は、独りじゃない・・・・・?」


「当たり前でしょ。私だけじゃない。悠斗君だって海だっている。夏蓮だって玲奈だって。だから安心しておやすみ」



私は、独りじゃない・・・・。



「・・・・うん」



目を閉じると深い深い眠気が襲ってきた。



大丈夫。



私は独りじゃないよね?



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